表札のご依頼をうけて、
まずは試作用に、自宅用のものを作ってみた。
フォント選びがなかなか難しく、
有料のものをいくつか購入し試してみた。
どんな漢字が並ぶのか、その組み合わせによって、
フォントを反映したときの雰囲気が変化していく。
相性がそれぞれ違うんだな、と感じた。
文字は、はみ出すことが許されない緊張感との闘いだった。
普段の絵画制作では何度も塗り重ねながら進めていくので
そこが大きく違った。
一発勝負の中でのアドレナリンの高まりは、
怖さもあるけど、独特の興奮を感じることができた。
素材は 13.5 × 13.5cm, 厚み1.5 北杜市産のイチョウの無垢板を使用。
角は、僅かに丸みをおびた仕上がりになっており、柔らかい雰囲気に。
下のスペースにはウネミィのワンポイトを入れた。
