園芸家ポール・スミザーさん、森の案内人・写真家の小西貴士さんのお話を聞きに女神の森へ。
北杜市にお住まいのお二人。とても気になっていた方々だったのでこの日を心待ちにしていた。
ポールさんの軽快で笑いを交えたトークは、ときに現代社会への皮肉がこもってたりするのだけど、人々を引きつける強い魅力があった。
多用な生き物を呼び寄せるような庭にしていくことで、秩序が生まれ、無農薬でも生き生きとした草花が育っていく。
小西さんが撮影された自然、生き物の美しい写真のスライド、そして言葉は、新しい森の魅力や視点を与えてくれ、もっと面白いことがフィールドには広がっているよ、と森の奥へと誘ってくれているようだった。
そしてお二人のお話の合間には、神田将吾さんのクラリネット、三浦麻葉さんのハープの音色が、やさしく寄り添うように奏でられ、
話された言葉が頭と身体にゆっくり心地よく吸収されていった。