苔の風景や山小屋を巡りながら白駒の池の周りをトレッキング。
一日目は青苔荘でテント泊。小屋の周りでゆっくり写真を撮ったりスケッチしたり。以前訪れた時よりトイレが綺麗になってたり外テーブルで食事できたり過ごしやすくなってた。コケ丸の可愛らしい揚げが入ったうどんをいただいた。
次の日にはニュウという山へ。下調べせず行ってみたが頂上付近でパッと視界が開けてその風景に感動した。硫黄岳が見えた。訪れる人が多く人気があるみたい。
夜、テントで寝ていると パン、パパンという音とともに歓声が。どこかで花火が上がってるようだ。8月最後の日曜日。まだ終わらない夏休み。
そしてまたウトウト。しばらくするとギシギシと音が聞こえてくる。テントの中で耳をすましていると、話し声と水のパシャパシャする音が混ざりあいながら、だんだん近づいてくる。
どうやらボートに乗ってるようだ。こんな真っ暗な中で船を漕ぐ人たちがいるんだな・・。
調べてみたらボートから星を眺める白駒荘のツワーだった。昨晩は晴れてたからたくさんの星が見えて綺麗だったろうな-。
旅の途中で何枚かスケッチ。朝カツの時間を5分に縮めて、その成果が少しずつ出始めた。短時間にさっと勢いよく描くことで色や線に躍動感が出てきたように思う。正確に描くことより単純化していく、その中に、場の空気感や感じたことが溶けこんでいく。
自由さというか、セツらしさというか。のびのび気持ちよく、楽しく描く感覚を思い出してきて嬉しい。